CFD取引でリスクを軽減するには?

リスクを軽減する4つの方法

CFD取引にはリスクはつきものですが、リスクを大きくするのも小さくするのもあなた次第です。

リスクをできるだけ軽減しながら取引を行うことで、大きな損失を被る可能性は低くなります。

こちらではCFD初心者の方がリスクを軽減できる方法をご紹介します。

レバレッジは少なめに

レバレッジを効かせる効果は、少ない資金で大きな利益を得ることを可能にする反面、失敗した場合には損失も大きくなり、場合によっては投資した元本以上の損失が出るリスクもあります。

相場を読む力がつくまでは、レバレッジのかけすぎに注意することでリスクは軽減できます。

情報量が多い銘柄を選ぶ

CFD取引が初めての方は、情報量が多い銘柄を選ぶと良いでしょう。

情報量が多いと、それだけ確度の高いトレードができます。

情報が少ない銘柄を取引する場合は、予想外の動きをすることも多く、初心者には扱いづらいかもしれません。

株価指数であれば、日経225(日経平均株価)やTOPIX(東証株価指数)、NYダウなどの情報量が多い銘柄に投資することをお勧めします。

証拠金は余裕を持って

少ない投資額で大きな利益を狙えるのが、CFD取引の長所ですが、あまりにも投資額が少ない場合は逆にリスクになってしまいます。

株の現物取引と異なり、CDFは長時間取引が行われているので、対応できない時間帯に不測の事態に陥ることがないように証拠金を余裕を持っておくと安心です。

損切りルールを設定

長時間動いているCFDでは、思いもよらぬ値動きをすることがあります。大きく利益を得る場合もあれば、逆に大きな損失を被ることもあります。急な値動きの際に損失を最小限に抑えるためにも、逆指値注文やOCO注文を事前に発注しておくことでリスクは軽減できます。

逆指値注文とは
注文した価格まで「上がったら買う」または「下がったら売る」という場合に利用する注文方法です。基本的に、それ以上損失を出したくない「損切り」のときに使います。自分なりの損切りルールを設定し、逆指値注文を発注しておくようにしましょう。
OCOとは
2つの注文(指値および逆指値)を同時に出しておき、どちらかが成立したらもう片方を自動的に取り消しにする注文方法です。レートが上がった場合の利益確定と下がった場合の損切りを、同時に注文することが可能です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はCFD取引におけるリスクの軽減方法について紹介してきました。

最後にもう一度内容を確認しましょう。

まとめ
  • レバレッジは少なめに設定する
  • 情報量が多い銘柄を選ぶ
  • 証拠金は余裕を持って
  • 損切りルールを設定する

少ない資金で大きな利益を狙えるレバレッジ効果は、CFD取引の大きな魅力の一つです。

しかし、その一方でレバレッジのかけ方によっては、損失時のリスクは大きくなること、強制ロスカットなどのリスクもあります。

しかし、損切りのルールやリスク対策を身につけてしまえば、初心者でも比較的安全な取引を行うことができます!

CFD取引におけるリスク軽減方法を理解して、CFD取引を始めてみてはいかがでしょうか?