CFD取引に関する主要用語まとめ

CFD取引を始めてみたいけど、「聞きなれない専門用語があって仕組みがよくわからない」「よく使う専門用語の意味を知っておきたい」等と思われていませんか?

こちらではCFDを始めるにあたり、特に取引を行うにあたり必要な「聞きなれない用語」を集めてみました。

CFD取引用語は他にもたくさんありますが、まずはここで紹介する用語を学んでいきましょう!

取引に関する主要用語

アルファベット

GMT(Greenwich Mean Time)

イギリスの標準時のこと。

LIBID(London Inter-bank Bid Rate)

ロンドン銀行間取引取り手レートをいいます。

LIBOR(London Inter-bank Offered Rate)

ロンドン銀行間取引出し手レートをいいます。

あ行

相対取引(Over The Counter)

店頭取引、取引所などを介さず、当事者間で売買を成立させること。取引価格も、取引方法も、当事者同士の交渉によって決まります。

アスク(Ask)

プライスを提示する側の売値のこと。 提示された側はそのプライスで買うことになります。

売建玉

ショートポジション。新規の売り注文が約定した後、未決済のものをいいます。

オーバーナイト金利

マーケットクローズをまたいでポジションを持ち越した場合に発生する金利をいいます。

か行

買建玉

ロングポジション。新規の買い注文が約定した後、未決済のものをいいます。

カバー取引

金融機関において、顧客取引の反対売買をして、ポジション(残高)を調整するための取引のことをいいます。

逆日歩

制度信用取引の売り注文が入ったときに、証券金融会社が機関投資家から株を借りるためのレンタル料金のこと。

金融商品取引業者

金融商品取引を取扱う業務について、金融商品取引法による登録を受けた者をいいます。

限月取引

取引に期限のある取引をいいます。

さ行

サマータイム(Summer Time)

4月から10月までの期間、時計を1時間進めること。このことから、マーケットのオープンとクローズが通常より1時間早くなります。

証拠金

取引を行う上で生じる一切の債務を担保するために必要な保証金のことをいいます。証拠金は入出金のほか、売買損益の発生、日歩(金利)の受払い、諸手数料の発生等により変動します。

必要証拠金

新規の売買注文を発注するために必要となる証拠金額をいいます。ポジションを取るためにその取引額に比例して最低必要となる預託金のこと。

信託保全

証券会社が顧客から預かった証拠金を信託銀行に信託することで、証券会社が破産、倒産という事態になっても、信託保全されている資産の範囲内で、信託管理人を通じて返還するというものです。

ストップロス(Stop Loss)

損失を拡大させないために一定水準を超えると損切りすること。逆指値ともいいます。

スプレッド(Spread)

Bid(ビッド)とAsk(アスク)の差、売値と買値の差のことをいいます。

スポット(Spot)

直物取引のことで、契約成立当日または2営業日後以内に受渡しをする取引のこと。

スリッページ(Slippage)

指定したレートと実際に約定したレートとの差のこと。

た行

建玉(Position)

新規に買い付け又は売り付けた後に、未決済のものをいいます。

ティック(Tick)

各取扱商品の最小価格変動単位をいいます。

デリバティブ取引

価格が取引対象の価値(数値)によって派生的に決まる商品の取引をいいます。CFD 取引、先物取引、及びオプション取引等があります。

トロイオンス(Troy Ounce)

1トロイオンスは31.1035 グラム。貴金属(金や銀)の価格設定において単位として用いられます。

な行

値洗い(Mark to Market)

ポジションの時価評価を行うこと、つまり、ある時点のレートで未決済のポジションを評価すること。

値洗い損益

評価損益。保有ポジションの未決済建玉の評価損益合計額をいいます。

は行

バレル(Barrel)

1 バレルは約159 リットルで、42 米液量ガロン(石油用)。原油の計量に用いられる質量単位をいいます。

ビッド(Bid)

プライスを提示する側の買値のこと。 提示された側はそのプライスで売ることになります。

日歩(ひぶ)

利息計算期間の単位を1日として定めた利率。元金100円につき、1日何銭何厘何毛と表示されるます。

ブッシェル(bushel)

約35 リットルに入れる質量のことです。計る穀物によって質量は異なります。大豆は約27Kg、コーン約25.4Kg。

ヘッジ(Hedge)

価格等の変動によるリスクを回避すること。

ボラティリティ(Volatility)

予想変動率のことで、ボラティリティが高い時には、相場の変動幅が大きく、ボラティリティが低い時には、相場の変動幅は小さい。

ポンド(Pound)

1ポンドは約453 グラム。CFD 取引において、銅の取引単位として使用されます。

ま行

マーケット(Market)

金融市場全体のこと。商品市場や、外国為替市場などの特定の金融市場を指す場合もあります。

や行

約定

市場で出した売買注文が成立したこと。

ら行

レバレッジ(Leverage)

テコの原理のこと。レバレッジを効かせることにより、小額の資金でより大きな資金の取引ができます。

ロール・オーバー(Roll-Over)

金融商品市場において、同一営業日中に反対売買が行われなかった建玉を翌営業日に繰り延べすることをいいます。

ロスカットルール(Loss Cut Rule)

証券会社が定めるロスカット基準(100%)が証拠金維持率(有効証拠金÷建玉必要証拠金)を割り込んだ場合、自動的に全ての未決済ポジションを、反対売買により強制決済(ロスカット)することになっています。

ロット数

取引数量のこと。

数字

2WAYプライス

売りと買いの両方のレートを同時に提示すること。