為替レートとは、外国為替市場においての外国為替の価格,あるいは外国通貨と自国通貨との交換比率(交換レート)のことです。「為替相場」ともいいます。日本でよく目にする為替レートは円・ドル相場ですが、そのほかにもたくさんの通貨の組み合わせのレートが存在します。為替レートは、物やサービスの価格が決まるのと同じで、市場における需要と供給のバランスによってレートが決まります。ニュースなどで「本日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル〇〇円✕✕銭と、前日に比べて△△銭の円高ドル安でした。」などと報じられていますが、これは通常、インターバンク取引の為替レートを指しています。これに対し、個人が小口での両替や銀行で外貨預金をするといった対顧客取引の為替レートは、小売り段階のものなので、インターバンク取引の為替レートとは違います。